お持ちのマットレスの寿命を診断してみよう!
マットレスには寿命があるということをご存じでしょうか?
使い続けたマットレスで寝ると体の歪みにも繋がり、腰痛などを引き起こす可能性があります。体を休めるための睡眠が体を疲れさせる原因になってしまうのです。
そこで、マットレスを買い替えるタイミングやマットレスを長持ちさせるコツ、長く使えるマットレスの選び方をご紹介します。
マットレスの寿命を簡単チェック!
あなたのマットレスは買い替え時?7問の質問に答えてマットレスの寿命をチェックしてみよう!
寝返りをよくうつ
マットレスのへたりを感じる
起床時、腰が重く感じたり、肩がはっている感じがある
買った時よりマットレスがやわらかく感じる
マットレスからきしむ音がする
マットレスの使用年数
経年劣化によるほつれや破れ
あなたのスコアは0ptです。
マットレスの寿命ってどのくらい?
マットレスの寿命は寝る方の体重や体型、使い方などにより様々ですが、一般的には8~10年と言われています。
寝ている時の人の体重は、主に背部と臀部に集中しています。長期間に渡ってマットレスの同じ場所を使い続けると、体重が集中している背中とお尻を支えている箇所からマットレスがヘタってきてしまいます。
一見変化の無いように見えていても約10年毎日使用したマットレスは、クッション(詰物)が潰れてスプリングが背中に当たる感覚が強くなってきます。この状態を放置すると睡眠中の血流が悪くなり、深い眠りの妨げになってしまったり、最悪の場合、マットレスの表面をスプリングが突き破る可能性もあるので注意が必要です。
手で押してみたり、普段寝ない場所で寝てみてヘタリ部分を感じる。スプリングが老朽化してキシキシ音がする。このような状態になったらマットレスの買い替えを検討しても良い頃でしょう。
マットレスを長持ちさせるコツ
マットレスのローテーション
マットレスは、頭部・脚部、表・裏を定期的に入れ替える(ローテーションする)ことで、一箇所にかかる負荷を軽減させ、マットレスの部分的な落ち込みを予防することができます。
ローテーションの頻度は3カ月に1回(季節に1回)程度をおすすめしており、表面・裏面で詰物、生地が変わらない「両面仕様」のマットレスと、表面・裏面で詰物、生地が異なる「片面仕様」のマットレスではローテーションの仕方が少し違うので、ご注意ください。
片面仕様の場合
- ※片面仕様のマットレスは、表面・裏面で詰物、生地の仕様が異なるので、基本的に表面でのみの頭側・脚側の入れ替えを行ってください。
- ※裏面が使用できないわけではございません。
両面仕様の場合
- ※両面仕様のマットレスは、表面・裏面共に詰物や生地の仕様が同じなので、頭側・脚側だけでなく表面・裏面を入れ替えてのご使用も可能です。
定期的な陰干し
マットレス内部には、高温多湿な日本の気候や寝ているときにかく汗が原因で湿気が溜まってしまいます。湿気を溜め込んだままにするとスプリングの劣化や、寝心地の悪化、ダニやカビの繁殖に繋がり、マットレスの寿命を早めてしまいます。
週に1回程度の頻度でマットレスを壁などに立てかけて陰干ししてマットレス内部を換気することで、スプリングの劣化や、寝心地の悪化、ダニやカビの繁殖を防止し、長くお使いいただくことができます。
寝装品を使用する
マットレスに直接寝るのではなく、ベッドパッドやマットレスカバーなどの寝装品を使用することで、マットレスにかかる負荷や湿気を軽減し、マットレスを長持ちさせることができます。
大きさや形状の都合上、洗うことが難しいマットレスを清潔にお使いいただくためにも、必ず寝装品を使用しましょう。
長く使えるマットレス
通気性と耐久性に優れ、日本の環境に適した「高密度連続スプリング®」
高密度連続スプリング®は国内で唯一フランスベッドだけが生産しているスプリング構造で、耐久性と通気性が非常に優れています。
高密度連続スプリング®を使用したマットレスは、特徴的な中空構造と、体全体を面で支えることで、高い通気性と耐久性を併せ持つため、他のスプリングと比べて長く使うことができます。
スプリングごとの特徴比較
スプリング | 高密度連続スプリング® |
ポケットスプリング |
ボンネルコイル |
---|---|---|---|
通気性 | ◎ | △ | ○ |
耐久性 | ◎ | △ | ○ |
寝返りのうちやすさ | ◎ | △ | ○ |
体圧分散 | ○ | ○ | △ |
寝心地 | かため | やわらかめ | かため |
通気性と耐久性に優れた高反発の特殊素材「ブレスエアーエクストラ®」
ブレスエアーエクストラ®は日本のベッドメーカーであるフランスベッドと、世界的な技術を誇る東洋紡が共同で開発した、高反発の特殊素材です。
三次元スプリング構造体という特殊な形が優れた耐久性と通気性を生み出し、上記の高密度連続スプリング®を使用したマットレスに詰物として使うことで、より長持ちするマットレスになります
まとめ
マットレスを買い替えるタイミングやマットレスを長持ちさせるコツ、長く使えるマットレスの選び方をご紹介しました。
マットレスは決して安い買い物ではありません。これからは寝心地や体圧分散性だけでなく、スプリングや詰物から耐久性、通気性なども検討してみてはいかがでしょうか。
また、一度買ったマットレスを長く使えるように、こまめにメンテナンスすることを心がけましょう。